青森県産 天然山菜「ネマガリタケ(根曲がり竹)」を産地から直送!
懐かしい青森の味。青森で "タケノコ" といえばこれ。
新鮮な山菜を産地直送!
青森で"タケノコ"といえば、この「根曲がり竹(ネマガリタケ)」。「根曲がり竹」は"笹"の仲間。"タケノコ"の代名詞"孟宗竹"と比べると身は細くて小さいのですが、味・食感は格別です。 アクがなく、茹でたり、焼いたり、炒め物や汁物など、青森県では非常にポピュラーな食材です。
青森の生活に密着している「根曲がり竹」ですが、自生しているは山奥で、採取は非常に危険が伴い、 毎年数人の遭難者が出ているのも事実です。危険を冒してまで食べたい旬の食材。 青森県民だけで楽しむのはもったいない。ぜひ全国の皆様もお召し上がりください。
身欠きニシンとの煮物
皮を剥いて茹でた状態
ふるさとの味「根曲がり竹」のおいしい食べ方
◎「根曲がり竹」の下処理
ナイフで先の方だけ削ります。
- 「根曲がり竹」の皮を、ナイフで先の方だけ削ります。
- 量によって3分半〜5分くらい熱湯でゆでます(煮物にする場合は少し固めにゆでます)。
- ゆで上がったら、すぐに冷水に入れます。
- 冷ましながら皮をむき、かたい節をとります。
※下処理して水に浸しておけば、冷蔵で3日程度保ちます。早めにお召し上がりください。
◎「ネマガリタケ」のおみそ汁
定番の味噌汁
- 鍋に水と「根曲がり竹」を入れ沸騰させる。
- 沸騰したらお好みの分量みそを入れて完成。
※おみそ汁に鯖缶をプラスしても美味しいです。
※豚汁に入れると食感が楽しめます。
◎身欠きニシンと「根曲がり竹」の煮物
身欠きニシンと「根曲がり竹」の煮物
- 調理前日、身欠きニシンを米のとぎ汁につけて一晩おきます。
- 身欠きニシンと茹でた「根曲がり竹」を、 濃い口しょうゆ、酒、みりん、砂糖で煮る。
※みそとお酒で煮ても美味しいです。
◎「根曲がり竹」ご飯
「根曲がり竹」ご飯
- ゆでた「根曲がり竹」を斜めに薄切りにし、油で炒めます。
- しいたけ、油揚げ、糸こんにゃくなどをしょうゆで煮付け、1と一緒に炊きたてのご飯にまぜて完成。
◎「根曲がり竹」の炒め物
「根曲がり竹」の炒め物
- 豚肉を炒めてから、ゆでた「根曲がり竹」、糸こんにゃくと一緒に炒め、しょうゆ、酒、みりん等で味付けをします。
◎「根曲がり竹」のナムル
根曲がり竹のナムル
- ゆでた「根曲がり竹」を細切りにし、ごま油と塩で和えます。お好みでラー油をかけてもおいしいです。
◎「根曲がり竹」の天ぷら
- 皮をむいたら生のまま、固めの衣をつけ、低めの油でゆっくり揚げます。
◎焼き根曲がり竹
- 皮のついた生のまま、グリルまたは炭火で焼きます。
- みそ、マヨネーズ等をつけてお召し上がりください。
下処理後の「根曲がり竹」の保存方法
◎塩漬け
- 「根曲がり竹」の量(g)に対して3倍の塩をまんべんなくふりかけます。
- 重石等をのせて、新聞紙をかぶせておけば、常温で2ヶ月、冷蔵で5ヶ月保存できます。
※塩抜き方法
- 「根曲がり竹」の塩を洗い流し、鍋に入れます。
- 鍋に水またはお湯をたっぷり入れて、3時間程で、新しい水、お湯に取り替えます。
- これを2回繰り返します。約10時間で塩が抜けます。
◎アルコール漬
- 梅酒を作るときなどに使う大きめの瓶に、焼酎(25度または35度)を入れます。
- 「根曲がり竹」を入れ蓋をすれば、常温で10ヶ月保存できます。
- アルコール漬は、調理の際にスライスして、火を通せばアルコールがとびます。