カゴは空です
二唐刃物
藩政時代より受け継がれる、刀鍛冶の洗練された技と心。
藩政時代から続く歴史の深み |
技をつなぎ続ける職人たちの心意気 |
侍の魂を受け継いだ鉄構の技 |
使うほどに実感する本物の実力 |
次世代への継承を見据えた挑戦 |
「よし久」はこの作刀技術をあますことなく包丁づくりに注いだ和包丁の名品です。「良品は声なくして人を呼ぶ」を銘訓として、鍛え上げられた品質の高い刃物を作り続けています。
ひとつひとつ丁寧に。折れず、曲がらず、よく切れる。
「二唐刃物鍛造所」の刃物は、材料の選定から始まり、ひとつひとつ丁寧に手作業で、こだわりの一本を作り上げています。
包丁は固く鋭利な鋼と柔らかい地鉄を打合せて作ります。
製品工程は「鍛接(たんせつ)」から始まります。粉薬を振った原料を1200℃の炉に入れ、オレンジ色の焼き色を見切り、打ち延ばしてゆきます。
包丁の形ができたら780℃で1分間熱してすぐさま水に入れ急冷します。その後200℃の油で焼き戻し、包丁の硬さを決めていきます。
こうした工程を経ることで、不純物がなくなり、『折れず、曲がらず、よく切れる』刃物となり、お客様にご愛用していただくに相応しい仕上がりとなります。