こんな時だから、くらしに彩りを届けたい。

2003年、青森市新町にオープンした「アトリエ花十色」さん。一般向けのお花の他、ブライダルや葬儀のお花も請け負うお店として、地域の人々に親しまれています。しかし、2020年から始まった新型コロナウイルスの影響で、ブライダルや葬儀といった、お花を扱う機会が激減し、経営的にも大きな打撃となりました。

打開策を模索していたところ、以前から扱いのあった「シャボンフラワー」に着目。「青森といえば“ねぶた″。“ねぶた″でも縁起がいいと言われて見た目も可愛い“金魚ねぶた″とシャボンフラワーを組み合わせてみたら面白いかもしれない」と、考案したのが「ピン子ちゃん(りんご)」と名付けた商品です。ほんのりといい香りと、愛らしい見た目で、ねぶた団体などからの記念品としての注文が多いそうです。