カゴは空です
あずまし本舗
地場産業の将来を見据えた
商品開発に取り組む「あずまし本舗」
青森県野辺地町は、青森市の東、陸奥湾に面した港町。ヤマセの影響を受けて1年を通じ冷涼で、冬は青森県内でも有数の豪雪地帯です。農作物には厳しい環境の上、気候変化に伴い主産業のホタテ漁に影響が出始め、町では新たな産業の創出を模索していました。
そんな中、人脈の広い髙橋社長が、まわりの人に押される形で商品開発をすることになり、特産品の「野辺地葉つきこかぶ」や「陸奥湾産ホタテ」を使った、まちおこしの原動力となるような商品づくりを行っています。「自分は高齢だから、事業が軌道に乗ったら、あとは町の人に引き継いで欲しい」。元気よく、そう語る髙橋社長は、地場産業の将来を見据え、日々邁進を続けています。