石田・農園

南八甲田山渓の寒水で、旨味を凝縮した野菜・山菜



「石田・農園」の野菜は、朝晩の寒暖差が大きい高地・盆地で育っており、身が引き締まっているので口当たりが良く旨味が凝縮されているのが特徴です。
さらに、青森県名水百選に選ばれた八甲田山渓「寒水(ひやみず)」が近くから湧き出ており、その冷たい水で野菜を洗って引き締めています。 「寒水」は周辺地域では有名なところで、その水を汲みに訪れる人がたくさんいました。(現在は、地区住民の管理下にあり、一般の方の立ち入り・水汲みが禁止されています)


「石田・農園」では、地域の若者を雇用し、農業を通した人材育成に取り組んでいます。農園で働く若者達はとてもイキイキしてのびのびと働いています。
"豪雪地帯"というハンディキャップがありながら、若者が安心して働くことのできる周年雇用の実現と、自社ブランドでの販売体制構築のため、生産から物流、販売までを視野に、高い収益性を確保すべき新しい農業経営にチャレンジしています。
厚目内地区へは、黒石市内から車で約50分。市街地を抜け、山間部へ。「浅瀬石川ダム」をさらに奥へ進み、「厚目内地区入口」の看板からさらに細い山道を10分程登ると・・・急に視界に「石田・農園」の大きな倉庫が。そして周辺には、いま登ってきた山道が嘘のように、小規模ながら整備された集落が形成されており、学校・農協の建物(現在は廃止)なども見受けられ、とても不思議な空間に感じられます。かつてここを開拓した先人達のご苦労が垣間見える場所です。


戦後、国の緊急開拓実施に伴い県が入植地として計画。地元住民・海外引揚者等約30戸が入植しました。 厚目内に入植した人々は非常にまとまりがよく、開墾、建設の諸作業に意欲的に取り組み、当時は南津軽郡周辺の代表的な開拓地となったそうです。
ただ、厳しい自然環境のなかでの開墾は決して容易なものではなかったのも事実です。多くの先人達の苦労や創意工夫が結実したのが現在の風景であると思うと感慨深いものがあります。 皆さんも一度「厚目内」へ足を運んで、昭和から続く開拓民の営みをご覧ください。
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