いま津軽で大人気!
かわいい!たのしい!あっぷるぱい(牌)
弘前市を中心に大会が開かれる度に参加者が増え、多くの人で賑わう「あっぷるぱい(牌)大会」。小学生から大人まで一緒になって楽しむことができるため、青森県内・他県から家族連れや腕に自信のある参加者が集まります。カードのデザインのかわいさ、ルールの覚えやすさ、2人からでも楽しめる手軽さで「あっぷるぱい(牌)」は大好評です。
今、青森県のりんご産業が深刻な後継者不足という問題を抱える中、「りんご栽培の未来の為に、今一度歴史に学ぶ事が必要なのではないか」「一人でも多くの方が、りんご栽培の歴史に触れやすい環境を作りたい」という思いから考案されたカードゲーム「あっぷるぱい(牌)」。ルールを覚えると自然にりんご栽培の歴史をマスターできる仕組みになっています。
ルールについて
「あっぷるぱい(牌)」は、麻雀とドンジャラの中間くらいの難易度に設定されています。麻雀牌と同じ枚数で沢山のりんごが登場します。ルールにはいくつかの津軽弁がでてくるのも楽しい特徴です。
例えば、他の人が捨てたカードを拾う時「かにかに」と言います。これは津軽弁で「ごめんね」を意味する「かに(堪忍)」から付けられました。津軽弁を実戦で覚えることができます。
いくつかの役の中に、歴史が組み込まれています。例えば「りんごの始まり」という役。菊池楯衛さんは、青森県りんご栽培の先駆者的存在で、20代で明治維新を迎えた元津軽藩士。
彼ら元津軽藩士達が栽培していたりんごに、当時アメリカから輸入された品種の「国光」と「紅玉」があったことから、菊池さんと国光・紅玉を合わせて「りんごの始まり」という役になっています。
3色のカードの列は
◎赤色・青森県内生まれの品種
◎ピンク・青森県外で生まれた品種
◎黄色・黄色系りんご品種
に分かれており、右上には出身県名や国名が表示されています。
左上の数字は「1」から「9」まであります。この並びは、各品種の収穫順を表しており、1番の早生(わせ)品種に始まり、9番の晩生(ばんせい)品種まで順になっています。
道具として、はしご、袋、ハサミ。そして桜。りんご栽培の偉人に菊池楯衛(きくちたてえ)さん、外崎嘉七(とのさきかしち)さん、渋川伝次郎(しぶかわでんじろう)さんに登場頂きました。
「あっぷるぱい(牌)」のセットには、白紙のカードが8枚入っているので、皆さんの好きな役を作ることができます。例えば『木浪家の畑にある「りんご」と「木浪」のカードで100点』など、オリジナルのローカルルールで楽しむこともできます。
付属のカードスタンドについて
カードスタンドには、寿命を終えたりんご箱をリサイクルした素材を使用。りんご箱のアップサイクルが盛んに行われて始めている今、あっぷるぱい(牌)のカードスタンドとして生まれ変わり皆様のお手元に届きます。
カードが倒れにくいように設置面が台形になっており、溝に傾斜をつける事でカードの絵柄を見やすくする工夫が施されています。
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